どうもたいちです。
趣味や特技欄に関しては、あまり転職に関係ないのではないかと思う方もいるかもしれませんが、企業側にあなたに対して興味を持ってもらうキッカケとなる項目の一つです。
ぜひ、空欄にはせず考えて書くようにすることをお勧めします。
趣味・特技欄も企業は「自分自身を売り込むことが出来るか・興味を持ってもらう気があるか」という視点で見ることもあるので手を抜かずに書きましょう。
Contents
履歴書やES(エントリーシート)の趣味や特技の欄が空欄じゃない方が良い訳
趣味や特技の内容によって、その会社で受かるわけでは決してありません。
「この人は趣味が私と同じだから採用!」なんて会社があったらこっちから願い下げですよね。(笑)
ハリィくん
たいち
では何故、履歴書やESで趣味や特技の欄は空欄でなくしっかり考えたほうが良いのでしょうか。
自分をより知ってもらうため
趣味や特技欄が空欄だと、人事の方に自分を深くまで知ってもらえません。
そうなると人事の方は、「何も面白みがない人なんだな。」とか「この人がよく分からない。」と思ってしまうわけです。そのため、趣味や特技の欄は絶対に記載するようにしましょう。
「空欄がダメなら特になしって書いておくか〜。」も、もちろんダメですよ。(笑)
趣味も希望する企業との会話のキッカケになる
例えば面接の担当者が偶然同じ趣味を持っていたとしたら、非常に面接での会話も盛り上がり、和やかな雰囲気で面接を進めやすくなります。
また一風変わった趣味を持っていれば、「これはどんな魅力のある趣味なんだろう」と趣味をキッカケにあなた自身に興味を持ってもらうことが出来る可能性もあります。
僕は趣味は読書なのですが、読書が好きな面接官の方はたくさんいたので話が盛り上がったりもしました。
面接官の方と同じ趣味になるのは運によりますが、以下の趣味は好印象で同じ趣味になる可能性が高いと思われます。
人事に好印象な趣味・特技欄の書き方
趣味や特技の欄が大事なのは分かっていただけたと思います。
ハリィくん
たいち
趣味や特技の書き方はこのようにすると書きやすくなります。
[box04 title=”趣味や特技の書き方”]- 自分の趣味や特技を箇条書きにする
- 業務と関係のある趣味や特技を書くようにする
- 趣味や特技のネタを作る
それでは、これらの作り方を上から順番に掘り下げて見ていきましょう。
①自分の趣味や特技を箇条書きにする
趣味や特技を全て思いつくだけノートに書き殴りましょう。
これは趣味にしても会話が弾まないかも?など考えなくてよいので、思いつくまま洗い出してください。
厳しいようですが、もうこれ以上出てこない・・・。となってから更に1〜2個は出てくるはずです。
その1〜2個出し終わったら②の「業務と関係のある趣味や特技を積極的に書くようにする」に進みましょう。
②業務と関係のある趣味や特技を積極的に書くようにする
①で書き出した趣味や特技から、その企業と関係の近いものをピックアップしましょう。
例えばアパレルメーカーに就職したいとして、趣味がファッション研究であれば十分に業務と関係のある趣味になります。
当然企業からしたらその分野にそれほど精通していない人よりは、自分なりの知見や知識を持っている方が魅力的ですから業務に関係する趣味については詳しく書くようにしましょう。
特技に関しても同様です。
仮に特技が英語でTOEIC等で高得点をマークしている場合は、募集要項に英語スキルの必須等がなかったとしても書くべきです。企業内には様々な事業を行う部署があるわけですから、他の部署へでの入社のチャンスが広がったり、入社後のキャリアプランに幅を持たせることができます。
もちろんですが、興味のない趣味や特技を業務にリンクするからと言って嘘を書いてはいけません。
それでは、書き出すものが見つかったなら③の「趣味や特技のネタを作る」に進みましょう。
③趣味や特技のネタを作る
趣味や特技では、具体的なネタを作って会話を弾ませましょう。
具体的にやったことなど話せれば、面接官とうまく会話のキャッチボールが出来てそれだけで評価は上がります。
そこまで凄いことを面接官は求めていませんので、想像できるような内容で話しましょう。
うまく話せれば、それだけで武器になります。
趣味・特技欄のNGな書き方
趣味や特技は人それぞれありますが、就職活動においては書かない方が良いものもあります。
ハリィくん
でも、これから説明する趣味・特技には要注意だよ。
たいち
そんな就職活動でNGな趣味や特技を見ていきましょう。
見た人を不快にさせるような趣味はNG
人はそれぞれどんな趣味を持っているかは自由ですので、それ自体は問題ありません。
しかし、見た人が不快になるような趣味、人間性を疑われるような趣味は書くべきではありません。
以下は趣味としては悪くありませんが、就職活動での面接では書かないほうが良いでしょう。
[box04 title=”面接で書かないほうが良い趣味・特技”]・ギャンブル・お酒
・アダルト
・アニメや漫画やゲーム
・アイドルやジャニーズ系
・政治や宗教を連想させるもの
・犯罪を連想させるもの[/box04]
もし、自分の1番の趣味が上記のものだったとしても別のものに変えたほうが良いでしょう。
空欄で提出するのはNG
上の項目でも書きましたが、せっかくあなたを知ってもらうチャンスなので空欄で提出することは避けましょう。
休みの日に家で映画を見るのが好きなことでも「映画鑑賞」という立派な趣味です。遊びでいくだけだけの「カラオケ」も「ボウリング」も立派な趣味です。
こんな趣味は書かないほうが良いかな、と最初のことは思ってしまいがちですが、上で話した方法で必ず趣味や特技をつくり、空欄で提出するのは絶対にやめましょう。
趣味・特技の見本例
それでは、実際に就職活動でどういった書き方をするべきなのか見本例を出してみたいと思います。
参考にして、自分だけのものを作成していってくださいね。
スポーツ系
草野球
投手として週末にプレーしています。小学校~大学まで野球部で活動。
学生時代は、県で◯◯位といった経歴があります。
釣り
週末は各地に遠征し年間50日程釣りをしています。
友人にも釣りを勧めたら趣味になった人がいて、今ではその友人と月に1度は釣りに行きます。
筋トレ
学生時代は運動部に所属していました。
社会人になってからも体力を落とさないように、ランニングや筋トレをして最低週に1回はジムに通うようにしています。
そのため、体力には自信があります。
生活系
早起き
実家では早朝5時から犬の散歩をしていたため、今でも早起きが身に付いています。
早起きしてからは家の近くを散歩したりしています。
料理
一人暮らしをしてから料理をするようになり、今では料理が得意となっています。
料理本は10冊以上もっており、その本から50種類以上は実践してきました。
得意料理はゴーヤーチャンプルーです。
写真
一眼レフカメラを買ってから風景を撮るのが好きです。
また、友人を撮るときは冗談をいって和ませてから自然の笑顔を撮れる方法を学びました。
読書
読書が好きで、月に10冊以上は活字本を読みます。
今では、文庫本であれば1時間以内には読めるまでにもなりました。
また、これにより集中力も身に付いたと感じています。
節約
一人暮らしをしていたときに、節約をしていました。
1ヵ月1万円で生活したこともあり、そのおかげで計画性が身に付いたと思います。
今後も、必要なもの不要なものを切り分けて節約を続けていきます。
勉学系
暗算
数学が好きなため暗算が得意で、大学は数学科を専攻していました。
暗算が得意なので数字が出てきたときはスピーディに物事を考えられる自信があります。
英語
子供の頃から英語を習っており、英語が得意で留学経験もあります。
また、TOEICの試験では800点をとることができ、今後は900点を目指して精進していこうと考えています。
能力系
計画をたてることが得意
友人と旅行に行くときには、私が何時に集合してどの電車に乗ってなどを細かく計画していました。
時間を計画することで、観光したい部分を漏れなく見ることができ、楽しい旅行となりました。
ブラインドタッチ(タイピング)
元々パソコンが得意で、タイピングの早さと正確性には自信があります。
1秒間に6打はうつことができます。(社会人の平均タイピングは4打/秒)
また前職では、まわりからパソコンの質問はよく受けていました。
事前準備がしっかりしていること
私は前職で予算についての発表を行ったときのことです。
今まで人前で発表する機会はあまりなかったのですが、しっかりとプレゼンテーションの資料を作成し、何度も反復して練習を重ねました。
そこで自信をつけることで堂々と発表ができ、社内の特別賞を受賞することができました。
何度も言うようですが、なるべく詳しく書くと、そこをキッカケに会話が弾んだりすることあります。
趣味・特技欄は書くのが難しい項目ではありませんので、他人を不快にさせるような内容を避けることを心がけ、ありのままのあなたを知ってもらうようにしましょう。
転職エージェントの方に見てもらう
趣味や特技を自分で作成しても、相手がどういった印象でとらえるかは中々見えづらいという所があります。
そこで、転職エージェントの方に添削という形で見てもらうことがオススメです。
数ある転職エージェントの中でもリクルートエージェントがおすすめです。
ハリィくん
たいち
エージェントさんに徹底的にサポートしてもらって、人事の方に印象の良い趣味や特技を作成しましょう!!
まとめ
趣味や特技の欄は、あまり重要視していない方も多いと思いますが、面接官と話が弾む重要な欄です。
特に趣味や特技がその企業の業務と関わっていたら、それは自己PRもできて強い武器になります。自信を持ってアピールしていきましょう。
「趣味や特技なんて適当でいいや。」と考えずに、しっかりと時間をかけて作成するようにしてください。