どうもたいちです。
就職活動で最も大事な要素に、第一印象があります。
「第一印象は3〜5秒で決まる」と言われるほど、初対面の人の第一印象はすぐに決まりますし、第一印象が決まればその後の話す内容も面接官の方に与える印象が変わります。
今回は、そんな第一印象を良くするために面接官に好印象をあたえる面接時の服装(男性編)についてお話していきたいと思います。
就職活動の服装についてのポイント
現代ではオシャレや個性的という理由で様々な色や形の服装があります。
確かに個性的な印象を与えるためには周りと違う服装を着ることでしょう。
しかし、就職活動においてはオシャレよりも言い方わ悪いかもしれませんが、無難な色や形がオススメです。そして清潔感のあるものが必須となります。
せっかく能力があっても、身だしなみで落とされてしまうほど悲しいことはありませんよね。
そんな身だしなみで悪い印象を与えることがないように、就職・転職活動時の服装について一つ一つ細かく見ていきましょう。
男性の面接時の服装のマナーとチェックポイント
男性の面接時の服装では何度もしつこいようですが、大事なのは清潔感です。
下に書いたそれぞれの服装は最低限守って欲しい所です。
自分の面接を受ける時の格好を想像して、足りない部分がないか必ずチェックをしていってください。
スーツ
黒もしくは紺色か濃いグレーのスーツが好印象かつ爽やかさを出すことができます。明るい色は避けてください。
サイズは大きすぎるとだらしないように見えますので、ピッタリのものを着るようにしてください。
転職活動をしている方で、もし普段スーツ等を日ごろ着用している方であれば、普段出社している際の服装で問題ありません。
転職活動に備えてスーツ等を新調することは悪いことではありませんが、転職後の新しい生活に備えて可能な限り出費は抑えましょう。
普段のスーツで面接を受ける方は、ヨレヨレのスーツにならないように面接の日程に合わせてクリーニングに出すようにしましょう。クリーニングは早い所であれば翌日には受け取ることができますが、余裕を持って3〜4日前には出したほうが良いです。
また、広告関係・アパレル関係等であれば、服装であなたのセンスも問われます。
派手すぎる服装は避けた方が良いですが、灰色などの明るい色であなたらしさを表現することも、転職活動であなたをアピールする重要なポイントと言えますので、受ける会社の職種によってスーツは使い分けていきましょう。
[box05 title=”新卒の方は”]新卒者の方の場合は、スーツ販売店で、「リクルートスーツを購入したい」旨を、店員の方に相談してみるのが望ましいです。スーツショップの方はその道のプロですから、適切なものをセレクトしてもらえます。納得の行いくまで相談して、色やサイズで自分に合うものを探してください。[/box05]
ワイシャツ
ワイシャツは白が爽やかな印象を与えることができるので断トツでオススメです。派手な柄物や色の物はやめましょう。
白に多少の模様があるものでも問題はありませんが、可能な限り無地の白を選んだほうが印象は良いです。
インナーに着るTシャツも透けて見えないように白のものを着るのがオススメです。
襟元があまりに大きすぎるとネクタイとのバランスが悪く見えがちです。あなたの体型によって襟元の大きさを変えてネクタイとのバランスを見てみたほうが良いでしょう。
また、襟元はジャケットの袖から1センチ程はみ出るくらいがベストです。
短すぎず長すぎないようジャケットと合わせましょう。
袖
袖はあまり目立ちませんが、シワが残りやすい部分です。シワが残らないようにアイロンがけをきっちりと行ってください。
また、袖のボタンはしっかりと留めるようにしましょう。
ネクタイ
ネクタイはスーツと違って明るめの色を選ぶようにしましょう。柄もシンプルな物にして、キャラクター物などはやめましょう。
また、ネクタイは色によってその人の印象が変わりますので、以下を参考にしてください。
- 赤色・・・情熱的、リーダーシップ、積極的
- 青色・・・知的、清潔感、冷静
- 黄・緑色・・・社交的、協調的
自分の雰囲気に合ったもの、そしてその会社に合ったネクタイを選ぶことが重要となります。
ネクタイは入社してからも多くあって困るものではないので、その会社に合わせるために様々な色のネクタイを持っておいた方が良いでしょう。
ベルト
ベルトは革製でシンプルなものを選びましょう。色は靴の色に合わせるのが基本です。
大きめや派手なバックルや布でできたベルトはやめましょう。
また、ベルトの穴が大きくなってしまうと清潔感に欠けるので、その際は新しいものを購入しましょう。
靴
靴は第一印象でかなり重要な部分です。
「オシャレは足元から」というくらいなので、スーツがビシッとしていても靴で台無しになってしまう可能性もあります。
靴は黒かもしくは濃い茶色のオーソドックスなものにしてください。ブーツやスニーカーはもちろんダメですし、ローファーもカジュアルな印象を与えてしまうのでやめましょう。
汚れていた場合はしっかり磨いて傷をなくし、履きすぎで汚れが目立つ場合は買い替えましょう。
かかとが磨り減った靴は靴屋に出して補修をしておきましょう。状態やお店にもよりますが、両足で2,500円〜3,000円前後で修理してもらうことができます。
靴下
靴下は黒か紺色、もしくは濃いグレーのものにしましょう。
くるぶしまでの長さや白い靴下はNGです。
靴下はあまり見えるものではありませんので、逆に目立ってしまっては印象を下げてしまうので暗めの色にしましょう。
時計
時計は社会人としてのマナーなので、必ず付けるようにしてください。
色はシルバーのもの、革の場合は黒や茶色などのシンプルなもので派手なものはやめましょう。
あまりに高級すぎる時計や金色の時計もイメージとしては良くないのでやめたほうが良いでしょう。
カバン
カバンはA4の用紙が入るビジネスカバンにしましょう。
色は黒か、靴の色に合わせたものにしましょう。材質は革でもナイロンでもどちらでも問題ありません。
面接時は床にカバンを置くこともあるのでちゃんと自立のできるカバンにしましょう。ヨレヨレで机や壁に立てかけるのは良い印象は与えません。
また、面接時にその会社の資料などを頂くことが多いので、中身がギュウギュウに入っている状態ではなく、多少ゆとりのある状態にしましょう。
現在の社会人はリュックサックが多くなってきていると言われていますが、面接でカジュアルな格好は相応しくないのでやめましょう。
メガネ
メガネはつけている人を知的なイメージにしてくれます。
そのため、普段メガネをかけたりかけなかったりしている方は、その企業の雰囲気に合わせてコンタクトレンズかメガネかを使い分けましょう。
また、メガネに関しては派手なものでなければ特に悪い印象を与えるものではないので自分にあったものを選びましょう。
「自由な服装でお越しください」と言われた時は?
たまに転職活動で見かける「自由な服装でお越し下さい」という表現。僕はよく、「これは罠だ!」と思っていました。(笑)
しかし、実際には本当に自由な格好で行ってから、周りが正装をしていて窮屈な思いをしたと言う方が多くいます。
もし、どんな服装にした方が分からないという方がいたら、明確な答えがあるとすればスーツで面接に行くことが最も無難と言えるでしょう。
クリエイティブ系の業種・アパレル系の業種であればその限りではありませんが、基本的にスーツを着ていけば大きな失敗にはなりません。
上で話した服装を最低限守って、周りと温度差があって居心地が悪いという雰囲気にならないようにしてください。
まとめ
服装や身だしなみはあなたの面接官に与える第一印象となるものです。
繰り返しになりますが、面接官に与えるべきあなたの第一印象は清潔感です。
色合いや着こなしを意識して、自信を持って面接に挑めるように事前準備をしっかり行いましょう。
ここにあることを守るだけで、あなたの面接官への印象は大幅にアップするでしょう!