どうも、たいちです。
学生から社会人になるタイミングで、新卒として就職活動をするときは色々な職種・業種の会社を受けることができます。
しかし、社会人経験が長くなってからでも違う職種に興味をもつ人ももちろんいます。社会人経験が長いのに別職種へ転職することは出来るんでしょうか。
実はIT・WEB系の仕事は未経験からでも転職しやすく、30代の未経験から挑戦する人も多くいます。
ただ、未経験からの就職でネットで検索してみると「未経験の採用は20代までだ。」「未経験は門前払いされるだけだ。」と噂を聞いて挑戦しようとすらできない人も多いかと思います。
それは果たして本当なのでしょうか?
未経験でも正しい方法で転職活動を行えば、優良企業に転職することができます。
今回は、そんなIT業界への未経験で就職する方法を詳しく見ていきましょう。
Contents
IT業界へ未経験でも転職しやすい理由は人手不足
IT系の仕事は未経験でも転職しやすいという話をしました。
20代ではもちろんのこと、30代でもIT業界へ挑戦していく人が多くいるんです。
では、何故IT系へ転職しやすいのかそれは人手不足だからです。
ハリィくん
たいち
IT業界が常に成長しているため
まず一つ目の理由として、IT業界が急速に成長しているからです。
今、ほとんどの方がスマホやもしくはパソコンを所持しており、どちらかを所持しているから割合は90%を大きく超えています。
つまり、ほぼ全員の方がスマホもしくはパソコンを持っているという計算になります。
ハリィくん
さらには今は日常生活でもITを使った商品が増えてきており、世界におけるIT技術者の必要人数は現在も増え続けています。そのため、IT技術者が人手不足となっているのです。
未経験でもプログラマーとして仕事と勉強が両立できれば活躍できるので未経験でも募集しているんですね。
IT業界の悪いイメージの定着
IT業界は、ITが普及した当初はインテリなイメージが定着していましたが、現在のITは「3K」とも呼ばれ、「きつい・厳しい・帰れない」などと悪いイメージが定着してしまいました。
確かに正直、そういう時期もあります。ただし、常にそうかと言われるとそうではなくて納期の直前になるとそういった終電や徹夜が発生することがあります。
ハリィくん
たいち
ただ、徹夜も会社によっては極力やらせない所もありますし、そのあたりは時期と会社によるとしか言えないですね。
しかし、その終電帰りの日々が通常だと錯覚されてIT業界は悪いイメージが定着してしまったのです。
IT業界の給与の低さ
IT業界は他の職種に比べて給与が低いというイメージが定着しています。
ITエンジニアの平均年収は約600万円ということもあり、正直給与が低すぎるということはありません。
では何故、給与が低いというイメージがついてしまっているのでしょうか。
IT業界は客先常駐という形態が多く、客先常駐SEは下請けにいけばいくほど給与が低くなるのでその印象がついてしまっているんですね。
ハリィくん
たいち
IT業界が人手不足だと何故転職しやすいのか
IT業界の人手不足の理由をお話しました。
次は、人手不足により何故未経験者でも採用されやすくなったのかを話していきましょう。
これで、IT業界は未経験でも挑戦できるんだな、という気持ちになってください。
IT業界の採用枠の拡大
IT業界が人手不足になってきているため、採用枠が広がってきており挑戦しやすくなってきています。
主に採用枠の拡大は以下のようなものです。
- 外国人エンジニアの採用
- 採用年齢の引き上げ
- 未経験者の採用
ハリィくん
たいち
最近では採用年齢の引き上げによって30代未経験者からでも採用されるようになってきています。
さらに未経験者を採用して、社内で研修期間を設けて戦力としてから活躍させていく企業が増えてきているということです。
プログラム授業の義務化
IT業界の人手不足を解消するために、小学校では2020年からプログラムの授業が行われます。
小学生でプログラムなんて考えられませんよね(笑)
それでも行うくらいだから、何年後はさらに人手不足が深刻化するということなんでしょう。
ハリィくん
たいち
これからの人手不足も増えてくると考えると、IT業界が未経験者でも採用されるということは信憑性が増してきますよね。
IT業界のエンジニアに向いている人の特徴
未経験でIT業界へ転職することは可能と話しましたが、やはり入社してからはそれなりの努力をしないと周りとの差を埋めることができません。
入社した当初はやる気に満ち溢れて勉強をするものの、モチベーションが続かずにそのまま埋もれてしまい最悪退職してしまうケースも多くあります。
未経験問わず、IT企業で活躍できる人の特徴についてみていきたいと思います。もし特徴が当てはまるのであればIT業界に向いている可能性があるのかもしれません。
ものづくりが好き
ITではパソコンを使い、お客様からの要望を物としてつくりあげることを主に行っています。
無から有のものをつくるのはかなり大変ではありますが、作成できたときにはやりがいと達成感があります。
今までそういったものづくりをしたことがあり、ものづくりが好きという方にはIT業界は向いていると言えます。
たいち
勉強する習慣がある
IT業界はJavaやRuby、C言語といった様々な言語を使用します。IT業界の用語は覚えても覚えても次から次へと新しい言葉が生み出され、つい先日に覚えた知識がすでに古いものとなってしまうなんてこともよくあります。
そのため、最先端の技術や知識を学んでいく必要があり、常に学習することが求められます。未経験で入社となればなおさらです。
もし出世を目指すのであれば、業務中に得る知識以外に自分の意志で勉強する必要があるため勉強する習慣がない人には厳しい業界だと言えます。
しかし、もし勉強する習慣がある人はIT業界は覚えることが多く、自分の成長が実感できるのでとてもやりがいのある仕事となりますし、勉強習慣のある人は重宝されるのでIT業界は特に向いている仕事と言えるでしょう。
ハリィくん
たいち
IT業界のエンジニアに30代未経験で転職する方法
さて、IT業界が未経験でも募集している理由、そしてIT業界に向いている人の特徴がわかったら、次はどうやってIT業界へ転職するかの方法について見ていきましょう。
IT業界は正直会社の格差がとくに激しい業界でもあるので、転職準備に少しでも余裕をもって行動していくことが重要となります。
IT関係の資格を取得する
IT業界は、中々厳しい環境もあり、知識がつくまでの最初は苦労するため辞めてしまう人も多くいます。
そこで、IT関係の資格を取得することで最初に苦労するITの知識を得ることができます。
また、転職活動の際には未経験ながらIT関係の資格を持っていることで本気で目指しているというアピールにもなるので資格を取得するのはとてもおすすめです。
ハリィくん
たいち
IT関係の資格に関しては、ITパスポートというIT業界の入り口として王道かつ取得しやすい資格となっています。未経験でIT業界を目指している方はぜひ取得して欲しい資格です。
ITパスポートの詳しい記事は以下を参考にしてください。
客先常駐SEを受ける
IT企業に未経験から転職するには、客先常駐からスキルアップをして社内SEなどになる必要があります。
客先常駐SEとは、システムエンジニアとしてお客様先へ派遣されてそこを現場として働きます。そのため、お客様先の規則やルールを守る必要があります。
たいち
ハリィくん
ただし、やはりお客様先での勤務なので色々と大変なことは多いです。その反面、IT業界で重要な技術力は厳しい分伸びるので、力がついたら社内SEや社内開発、大手に転職するのがおすすめです。
社内開発を行なっている小さい会社を受ける
今までの転職回数が多く、「客先常駐SE→社内SE」という流れが難しい場合は、未経験でも社内開発を募集している会社を狙うという方法もあります。
小さい会社であればOJTの教育にはなりますが最初から学べるところもありますし、もし求人募集をかけている会社を見かけたら応募してみるのも良いでしょう。
ハリィくん
たいち
ただし、客先常駐SEに比べて求人数は格段に少なくなっているので探す手間があるところに注意です。
転職サイトに登録する
転職サイトに登録して自分の理想とする会社を見つけましょう。
求人数は大いにこしたことがないので、リクナビNEXTのような大手に登録しましょう。
登録は無料なので、まずは登録してからゆっくりと探しましょう。
リクナビNEXTがおすすめな理由は以下を参考にしてください。
まとめ
IT・WEB系の会社は未経験でも転職できるということをお伝えしました。
では、最後にいったん流れを復習しましょう。
[box05 title=”IT会社が何故未経験でも転職しやすいのか”]- IT業界が常に成長しているため
- IT業界の悪いイメージの定着
- IT業界の給与の低さ
- ものづくりが好き
- 勉強する習慣がある
- IT関係の資格を取得する
- 客先常駐SEを受ける
- 社内開発を行なっている小さい会社を受ける
- IT関連の転職エージェントで探す・相談する
こんな感じですね。
IT業界が未経験を募集している理由をしっかりと理解して不安をなくしたほうが転職活動でのモヤモヤが解消されます。
ハリィくん
たいち
受ける会社や方法なども理解しておくことがより良い企業へより早く転職できる秘訣になります。
もし少しでも疑問に思うことがあれば、転職エージェントに登録して転職アドバイザーさんに相談して疑問点をなくしていきましょう!!