どうも、たいちです。
面接で印象を与えるものの1つに資格があります。
資格は取得するものが簡単なものから難しいものがあり、難しいものほど面接官へ与える印象は良いです。
しかし、難しい資格は取得するまでに大変な労力がかかるだけでなく、試験日も1年に1〜数回とチャンスも少ないものが多くありますよね。
かと言って簡単すぎる資格では持っていても面接官にインパクトを与えることができないので無意味なものとなってしまいます。
そこで、「資格は欲しい!でも勉強する時間もない!」という方のために、面接で好印象を与えられる資格を紹介します。
Contents
資格は面接でどういった効果がある?
資格に関しては様々な意見があり、持っていて意味があるという人や持っていても意味がないという人がいます。
ハリィくん
たいち
資格は持っているだけで評価が上がる
例えば、AさんとBさんの2人が面接をしており、どちらも同じ職歴で同じ印象だったとします。
出身学校がAさんの方が若干良いので面接官はAさんに興味を持ちます。
しかしよく見るとBさんは、簡単ですがこの会社の入門といえる資格を持っていたとします。
果たして、面接官はどちらの人を採用するでしょうか。
これは間違いなくBさんなんです!!
これからの会社のことを考えると、最終学歴よりもその会社に関わる資格を持っているかが重要になります。
ハリィくん
たいち
資格はその人が本気でこの会社を目指すかなどやる気や能力を見せるアピールになるのです。
資格は話のネタにもなる
資格は合格しているものだけでなく、勉強中で試験を受けて結果待ちの状態のものも記載することができます。
仕事先に関係のある資格をもし勉強中ならば積極的に書いていきましょう。
たいち
また、その仕事と関係のある資格は面接のときにネタとなる可能性が高いです。
そのときは「御社の○○という仕事で活かしたく現在勉強中です。」や、もし取得しているのであれば「御社にご縁があれば、更に学習して上の資格も積極的にとっていきたいです。」など、お決まりのアピールを話すネタとなります。
資格は履歴書の白紙を埋めるだけでなく、評価や話のネタになる重要なものなのです。
面接で好印象を持たれる簡単資格10選
資格はその仕事に関係があれば人事評価が上がります。
ここで、取得するのが比較的簡単で人事からの評価も上がる資格を紹介したいと思います。
受ける会社と関わりがあり、合格率の高い資格に注目してみましょう。
英検
英検は正式名称は「実用英語技能検定」という検定です。
最初に取得する資格がこれだという人も多く、資格の中でもかなりメジャーな部類となっています。
5級〜1級まであり、年間約230万人もの人が受験をしています。
3級でも履歴書に書くことはできますがあまりアピールにならないので、2級以上あればぜひ履歴書に書いていきましょう。
TOEIC
TOEICとは、英語の中でも「聞く」「読む」といった能力を測定するもので10〜990点で評価されます。
年に10回、2月と8月以外は毎月試験もあるので受験もしやすいです。
学生でも多くの人が受験経験があり、学生の平均点数は550点なので600点あれば履歴書に書いて良いでしょう。
しかし、600点では記載してもアピール材料にはならないので、可能であれば730点を目指していきたいものです。
730点が多くの企業で判断基準の1つとなっていますね。
中国語検定
中国語は現在、英語の次いで人気の外国語資格となっています。
むしろ英語の資格を持っている人が多い中、中国語の資格を持っているとなるとそれだけで印象を当てることができます。
また、中国語は世界で最大のビジネス市場だと言われています。
世界各国で中国のシェアを取り合い激戦となっています。
いずれ、中国語は英語の需要を超えるとも言われています。
そんな中国に参入するために中国語は人気の資格となっているのです。
簿記(日商簿記検定)
簿記はお金の流れ、つまり会計と経理を理解できているとアピールできる資格です。
有名な資格ではありますが、会計や経理の存在しない会社はありませんし、会議で話の内容になったときにも理解しやすくなる重要な知識です。
特に、金融機関に転職を考えている方には面接官から好印象を持たれます。
3級あれば小さい会社ならば経理の担当もできますし、2級あれば話のネタとしてアピールすることもできます。
秘書技能検定
秘書検定は、一般企業の待遇やビジネスマナー、他にも電話対応や文書作成などビジネスをする上で最低限の知識を得るための資格ともいえます。
名前は秘書検定ということで、秘書を目指す方が取得する資格に感じるかもしれませんが、学生や事務やOLなど女性の方を中心に取られる傾向があります。
秘書検定は、最低2級は欲しい所ですが、3級あればこれからも学んでいくつもりがあるという前提でアピールすれば、話のネタにもなりますし、アピール材料にもなるでしょう。
秘書検定の履歴書の書き方と正式名称!何級から資格として書けるのか?マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
マイクロソフトオフィススペシャリスト(通称MOS)は、多くの企業で使用されるWordやExcelを利用することができる判断材料となります。
WordmとExcelのどちらも使用しないという企業は少なく、ほとんどの会社で使用されています。
そのため「何の資格を取得すれば良いか分からない」といった方にはオススメの資格でもあります。
特にIT系を目指すのであれば取っておいて損のない資格ではあります。
可能であれば資格を取得するだけでなく、実際に作業してみて覚えるなど実用性もアピールできると良いでしょう。
MOS資格は履歴書に書いても恥ずかしくない?就職に有利で独学可能?販売士検定
小売や流通業界の専門知識を評価する唯一の資格といわれるのがこの販売士検定です。
3級〜1級まであり、最低2級は欲しい所です。
しかし、3級を飛ばしても2級の取得は可能となっており、いきなり2級を取得する方のほうが多いです。
2級で合格率は50%前後ですし、1冊の参考書を何周もまわせばそこまで難しい資格ではありません。
販売士検定の履歴書の書き方!就職や転職に有利?仕事で役に立つ?日商PC検定検定
日商PC検定検定は上記のMOSと似ていて、WordやExcelに関する資格です。
しかし、日商PC検定検定のほうが実際のビジネス時にどう活用していくのかを想定しています。
MOSよりも、より実践的な資格ということです。
可能であれば2級は欲しい資格となります。
3級2級は資格を受けた後にPCが採点してくれるため、すぐに結果が分かることができます。
ITパスポート
ITパスポートはIT業界を志望する人の入り口のような資格になる国家資格です。
国家資格というと難しいように感じるかもしれませんが、ITパスポートは学生でも持っている人が多く、集中して勉強すれば短期間で合格することが可能です。
ここで間違えないでもらいたいのが、「簡単」ですが、無勉でも受かるわけではないんです。
またITパスポートは、IT知識だけでなく経営や法律の分野も学ぶことができ幅広く学習することができます。
ただ、幅は広いかもしれませんが内容は軽くふれる程度の浅い部分ではあるので、苦手意識を持つことはしなくて大丈夫です。
合格率は40〜50%前後です。
ITパスポートは就職に有利!独学での勉強時間と学習方法は?ファイナンシャル・プランナー(FP技能士検定)
ファイナンシャル・プランナーの資格(以下FP)は、お金に関しての知識を学ぶための資格となっています。
世の中には様々なお金があり、それをFPではエキスパートとして学習を行います。
お金の中でも学習するのが、「節約・税金・投資・住宅ローン・不動産・老後・教育・相続」といった分野になります。
仕事だけでなく、自分の生活でも役立てることが出来る魅力のある資格となっています。
銀行や証券、保険や不動産を目指している方にはオススメです。
普通自動車運転免許
普通自動車運転免許も資格の欄に記載することができます。
業務で使用する会社もあり、他には通勤でも自動車があったほうが通いやすいなんていうメリットもあるので、持っているだけで重宝します。
資格をとるためには数ヶ月間通学するか、2〜3週間の合宿があります。
費用面ではかなり高くついてしまいますが、身分証にもなるなど今後のためにとっておいて損のない資格でしょう。
まとめ:資格は必須は少ないが取っておくと就職と転職に有利
資格は、なくてはその会社を受けることができないという必須のものは少ないですが、やはりあるのとないのでは面接官の印象は大きく変わってきます。
とくに未経験であれば資格を持っていると言うだけで熱意を感じてもらえ、一気に好印象になることだってあります。
ハリィくん
たいち
注意することはその受ける会社に関係する資格ではなくては意味がないということです。
また、今回紹介した資格は、比較的簡単ではありますが無勉で受かるのとは違うので勘違いしないようにしてくださいね。
履歴書の白紙部分を少なくし、面接の話すネタにもなるため、簡単な資格を1つでも取得しておきましょう。